はじめに
1.相続させる側の想い
相続させる側の想いが確実に相続人に伝わるよう残された家族が安心して感謝の気持ちで相続できるよう「家族を守る」「会社を継続させる」ことを願っています。
そのためには、相続対策、相続税対策の準備期間がとても大切です。長ければ長いほど有利となります。所有する財産・家族構成、ご本人の希望、想いなどを総合的に勘案し、じっくりとお話を伺いながら、お客様のニーズにあった最善のプランをご提案します。
「家族を守る」「会社を継続させる」ことこそ、それが相続対策です。相続財産を把握して相続方法を話し合いましょう。
2.ところが現実は
調停が成立した件数は相続財産の価格毎に見ると次のようになります。 年間死亡者数114万人の内、家庭裁判調停が11万6千件あります。
相続財産金額 | 割合 | 累計 |
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1000万円以下の家庭の割合 | 29% | |
1000万円超5000万円以下の家庭の割合 | 44% | 73% |
5000万円超1億円以下の家庭の割合 | 14% | 87% |
1億円以上の家庭の割合 | 13% | 100% |
不思議な事に相続財産が多くなる程争いが少なくなっています。
3.遺言書の作成の割合
アメリカ | 60%~70% |
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ヨーロッパ | 50%以上 |
日本 | 10%未満 |
POINT 遺言書の作成がいかに大事かこの表から判断して下さい。
4.相続対策の基本的考え方
相続トラブルが起きない唯一の方法は、財産を譲る側の人が元気なうちに健全な判断能力のあるうちに下記の対策を準備して下さい。
相続発生前に出来ること~相続対策の基本原則~
対策① もめない為の対策(適正評価と円滑な分割方法)
具体策 |
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ご相談 |
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対策➁ 納税資金対策(納税資金の計画的な準備方法)
具体策 |
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対策③ 計画的な節税対策(納税額を極力少なくする方法)
具体策 |
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ご相談 |
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POINT この3つの対策の順番がとても大切です!